Xmasに１杯のコーヒーを通してつながる『ANNEAU　CAFÉ』|福島市の大学生と高校生が街中でカフェを開店｜Chu! PRESS

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2021.12.24

Xmasに１杯のコーヒーを通してつながる『ANNEAU　CAFÉ』|福島市の大学生と高校生が街中でカフェを開店

#クリスマス

「温かいコーヒーはいかがですか？」
「淹れたてですよ」

クリスマスの雰囲気に包まれたJR福島駅東口通りに響いていたのは高校生や大学生たちの明るい声。

12月23日と24日、いちいまちなか店の街頭でカフェを開いたのは福島市内の大学生や高校生ボランティア30人でつくる「ANNEAU　CAFÉ（アンカフェ）実行委員会」のメンバーです。

ANNEAU　CAFÉ（アンカフェ）のアンとはフランス語で『輪』という意味。
このカフェで1杯300円のコーヒーを買うと、経費を除いたおよそ100円が子ども食堂に寄付される仕組みで、コーヒーを飲んでホッと一息つきながら、子どもや親などに無料であたたかな食事を提供する「子ども食堂」の理解を深めてもらおうという取り組みなんです。

およそ30人のメンバーは、2021年5月に実行委員会を立ち上げ、今年の夏休みにお店を開こうと、市内のコーヒー豆焙煎工場で研修を受け接客訓練を重ねてきました。

しかし、新型コロナウイルスまん延防止のためその計画は中止となってしまいました。そうした中、ようやく感染状況が落ち着き、このクリスマスシーズンに開店にこぎつけたんです。

メンバーの一人、高校2年生の吾妻緋色さんは「中止が決まってから4か月間、心に穴が開いたような気持ちだったけど、その間バリスタの技術を高めることができました。お客さんがおいしいと言ってくれるだけで、とっても嬉しいです。」と笑顔を見せていました。

「ANNEAU　CAFÉ（アンカフェ）実行委員会」のメンバーは、今後も学生ならではのアイディアを出し合って社会課題解決につながる活動を続けたいということです。

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